巨人優勝への道はキツい、厳しい…6日の広島戦で見えた阿部監督と選手たちの“精神的な疲れ” 大勢は投球に対する考え方の再考を【柴田勲のコラム】

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優勝への道はキツい、厳しい

 長いペナントレースには要所要所で「ターニングポイント」がある。分岐点だ。

 その観点から見れば、巨人が広島に2対1から逆転負けを喫した6日のゲームがそうだった。この日の負けで、巨人は首位・阪神とのゲーム差が今季最大の8となった。

 7ならば首の皮一枚でつながり、追走できるかもと思っていたが、こうなると優勝への道はキツい、厳しい。

 6月30日の時点で阪神とのゲーム差は3.5だった。その阪神に3タテされて、続く広島3連戦を1勝1敗1分、6連戦は1勝4敗1分けに終わった。...

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