「ウーバーイーツは利用禁止」「パソコンは一世帯一台まで」謎ルール満載の“渋谷の北朝鮮”マンションを住民はいかに取り戻したか 総会に参加し続ける「正攻法」こそ重要なワケ
マンションの管理や立て替えを円滑化する区分所有法の改正案が今国会で可決・成立した。昨今、都市部での分譲マンションの価格高騰が話題の一方で、築年数が経ち「老朽化」したマンションにどう対処していくかも課題となっている。ノンフィクションライターの栗田シメイ氏は、独裁的な理事会の“謎ルール”によって価格が下落していった「秀和幡ヶ谷レジデンス」を長く取材してきた。このマンションを例に、集合住宅に住む人は誰もが避けて通れない「自治」の問題を浮き彫りにする。【栗田シメイ/ノンフィクションライター】...

