報道MCに続いて「連ドラ主演」…配役にもギャラにもこだわらない売れっ子「50代俳優」とは
気持ちよく罵倒できる
売れない俳優役で共演する松尾諭(49)も口を揃えて言う。
「小澤さんて重厚なイメージがあるけど、実際はみんなが思っているよりも“残念な人”なんです。その残念な感じが、賢太というキャラクターに見事に落とし込まれていて、アンちゃんもツッコミやすいじゃないかな」
妻役の中村はというと――、
「最初は罵倒できるかなと思っていたら、罵倒が気持ちよくて毎日快感になっています。もっと私自身もそういうところを解放できたらなって思いました」
罵倒しやすい……。小澤のダメぶりはかなり堂に入っているようだ。
「お坊ちゃんですからね。とはいえ、現場では意外なことに、言うべきところはちゃんと言いますし、ピリッとしたいい現場になっています。小澤と中村はセリフの多さが半端ないのですが、ほとんどNGなしでやっているそうです。15日にはクランクアップすると聞いています」
7月6日スタートなのに15日には撮影終了とは早すぎないか。
「コロナ禍以来、早撮りは主流になりましたし、小澤も週一とはいえ大阪で生放送の報道番組がありますから、より早めのスケジュールとなったのかもしれません」
報道番組を務めながら連ドラ主演とは、よく働くものだ。
「いま最も脂ののっている50代の俳優の一人かもしれません。ドラマも大阪のABC制作ですから、ギャラもそれほど高くはないでしょう。ギャラにもこだわりがなく、同じ50代の内野聖陽(56)や西島秀俊(54)のように主演に固執することもないので、局としても起用しやすい。ギャラにこだわらないのは“世界の小澤の息子”ということもありますし、妻がNHKの桑子真帆アナ(38)ということもあるでしょう。生活に困ることはありませんから」
実は“残念な人”であることを証言された小澤。家庭では桑子アナにツッコまれていたりして……。
「ドラマでは一回り以上も年の離れた中村と夫婦役を演じる小澤ですが、桑子アナも中村と同じ1987年生まれ。実生活と重ねながら見ると面白いかもしれません」






