所属事務所がまさかの事業撤退…42歳フリーアナ、収入面に不安「商店街でパート」も考えた

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田野辺実鈴アナ・インタビュー第1回

 2012年、TOKYO MXの局アナからフリーに転じた田野辺実鈴アナ(42)。所属先だったTBSスパークルが今年3月に突如、マネジメント業務から撤退した。レギュラー番組は消え、「商店街でパートを……」とも考えたが、新たな事務所が決まり、アナウンサーを続けることを決めた。最新の様子を聞いた。(全5回の第1回)

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――現在の活動について教えてください。

「最近はテレビの仕事がリセットになってしまって、特にレギュラーはないんですが、イベントや表彰式、式典の司会、たまにWebのインフォマーシャルのナレーション、企業の展示会のお仕事をしています」

――今年3月、所属されていたTBSスパークルがマネジメント業務から撤退というニュースがありました。

「実は、昨年の夏には『終わります』という通達がありました」

――どのように伝えられたのですか。

「その通達の前に、『なるべく早く事務所に来てください』とメールをいただいて、『あれ、やばいのかな』と思いました。最初は自分だけがクビかと思っていましたが、どうやら、事務所全体を閉じるという話で、内心ちょっと、ホッとしました」

――まさか、大きな組織がなくなってしまうとは想像していませんでしたか。

「そうなんです、まさかでした。というのは、数年前に以前の事務所がTBSスパークルと合併して、みんなで『これで安泰だね』と思っていたので、本当に驚きました」

――事務所の撤退が決まってから、どのように次のことを考えられたんですか?

「ロケでお世話になっている方々に聞いてみたりしました」

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