「国分自ら連絡先を聞いたことで」急転直下のコンプラ降板 山口元メンバーとの共通点は
番組スタッフへのセクハラ行為
「その中で明言していたのは、刑事告訴する案件ではないこと、日テレ社員との関係性や反社会勢力との関わりは断じてないこと、でした。日テレ側は“フジ中居問題”に類する事案を相当警戒し、同様の構図で社員が悪い方に事案に加担していないかを懸念していたのですが、それはないことがはっきりわかったということです。刑事告訴や反社に相当する事案でもないようで、『ザ!鉄腕!DASH!!』のスタッフに対する何らかのハラスメント行為だろう、という説が浮上していきました」(同)
ハラスメント行為とひと口に言ってもいくつも種類があるわけだが……。
「さまざまな情報が錯綜しましたが、今のところ番組スタッフへのセクハラ行為がメインだと聞いています。ダイレクトに相手から連絡先を聞いた、写真を送るように依頼したという事実があるとされ、それが相手にとってはそもそも好ましからず行動だったようです。
一般的に大手事務所が機能している頃は間にマネージャーが入って上手にやり取りできるようにするか、問題が発生しそうな端緒を察知した時点でそれもマネージャーがうまくまとめるというやり方があったように思います。が、そういう時代ではなくなってしまってタレント本人が昔のコンプラ感覚で相手と向き合ってしまって墓穴を掘るというケースをよく耳にします」(同)
連絡先をゲットした後
「国分は連絡先をゲットした後、相手に写真や動画を送るようにリクエストしたようです。それもしつこかったとのことですが、そこまでキワドイものではなかったとのことですが、だからといってコンプラ違反が免責されるわけではないようです」(同)
たしかにこの場合、刑法に触れるような行為とは言えないだろう。一方で相手がハラスメントだと主張すれば、セクハラは高い確率で認定される。
ここに来て、同じTOKIOのメンバーだった山口達也との共通点も指摘されている。山口は2018年4月、女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検されたことが報道され、その後に起訴猶予処分となったが、TOKIOからの脱退およびジャニーズ事務所との契約解除が発表された。
山口と被害女性らが出会ったのは『Rの法則』というNHKのEテレ番組を通じてだった。10代女子の気になるトレンド」などについて、司会の山口とゲスト、高校生のタレントやタレントの卵十数名であれこれコメントし合う内容なのだが、「教養バラエティ」を謳ってはいても中身自体は「水着の選び方」、「猫背を伸ばしてバストアップ」といったものがラインナップされていた。この「高校生のタレント」の中に被害女性らも含まれていたという。
[2/3ページ]

