「国分自ら連絡先を聞いたことで」急転直下のコンプラ降板 山口元メンバーとの共通点は

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国分は了承して謝罪

「TOKIO」のメンバー・国分太一氏(50)についてコンプライアンス違反が複数判明したとして、日本テレビは出演する「ザ!鉄腕!DASH!!」の降板を発表。所属事務所は「無期限活休止」を発表した。日テレ側は「フジ中居問題」に類する事案を相当警戒したようだが、日テレ社長の会見が事実上「ゼロ回答」だったため、具体的に何があったのかは判然としないままである。が、それでも聞こえてきたハラスメント行為とは一体どういうものだったのか。

 国分の「ザ!鉄腕!DASH!!」降板について、日テレは福田博之社長が会見を開いた。

「国分について過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認、降板を決定。問題行為をした時期や具体的な内容は、プライバシー保護の観点から明らかにできない」

「刑事告訴するような事案ではない、先月27日に問題行為を把握し、その後、第3者の弁護士による調査結果などを踏まえ、降板の決定について20日午前の臨時取締役会で承認を得た。降板について国分は了承して謝罪している」

 これ以上のことは押しても引いても答えず終い。

「罪に問うほどのことではない問題行為があったので降板してもらうことにした」ということのみが明かされたのである。

報道陣はフラストレーションを

 国分はこれまでテレビやラジオで6本のレギュラー番組を抱え、CMにも複数出演していた。2014年から19年までテレビ出演本数6連覇という“偉業”もある売れっ子だ。

 TOKIOは山口達也(後述)と長瀬智也の脱退を経て残りの3人で2021年に「株式会社TOKIO」を設立。グループとしての活動を継続し、国分は副社長を務めている。1995年から続く「ザ!鉄腕!DASH!!」はTOKIOのメンバーが農業や漁業、酪農などに挑戦するバラエティーで、福島県内の「DASH村」と呼ばれる場所を舞台に米作りなどを行い、福島県とコラボして食材をPRしていることでも知られている。

「日テレの福田社長の会見はプライバシー保護の観点から詳細を明らかにできない旨を連発し、報道陣からすれば木で鼻をくくったような受け答えでフラストレーションを募らせていました。何のために会見をしたのかという声も大きかったですね」

 と、スポーツ紙デスク。

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