「7月5日に東日本大震災の3倍の津波が」 荒唐無稽な予言をなぜ中国人は信じるのか 「風水が重要視され、超自然的なことを信じる土壌」

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【前後編の後編/前編からの続き】

 7月5日に大津波が日本を襲う――こんな“予言”が香港・韓国・台湾などアジア各地で広まり、人々の足を日本から遠ざけている。不穏なうわさに気をもむ地域を取材してみると、対中関係から土着の文化まで、実にさまざまな事情が“予言”ブームの陰に見てとれるのだ。

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 前編【「7月5日に東日本大震災の3倍の津波が押し寄せる」予言で大混乱 「7月のツアーは全然ダメ」 観光業に大打撃】では、 予言で海外からの予約が激減するなど大打撃を受けている観光業界の「嘆きの声」を紹介した。...

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