「打率0割台」「サイン見落とし」で2軍落ちも……巨人のレジェンド4番が「リチャードこそ天性のホームランバッター」と太鼓判を押す理由
ソフトバンクの鼻を明かせるか
リチャードの2軍落ちはスポーツ紙を中心に大きく報じられた。ソフトバンク時代には考えられなかったことだろう。
「率直に言って、今の時代でも巨人の選手に集まる注目は、他の11球団とはレベルが違います。巨人への移籍という環境の変化がリチャード選手にプラスに働き、コーチ陣が覚醒に成功。ホームランバッターとして1軍に出場して記録を残せば、巨人だけでなくプロ野球全体にとっても面白い展開でしょう。何よりソフトバンクが育成に失敗した選手を“再生”させたのですから、巨人がソフトバンクの鼻を明かすことになるのは言うまでもありません」(同・広澤氏)
第1回【岡本和真の代役「リチャード」に“2軍落ち”の非情通告…巨人OBが明かす「阿部監督」が電撃トレードに踏み切った“本当の狙い”】では、「秋広の放出は大失敗だった」と阿部監督の責任を追及する声が巨人ファンに多い中、秋広の放出こそが巨人の目的だったことを報じている。
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