伝説の女優「原節子」が14歳で映画界入りを決めた“家庭の事情” 父の事業が行き詰まり“着たきり雀”だった少女時代

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息を呑むほどの美しさ

 1930年代から60年代にかけて燦然と輝いた女優、原節子。42歳での完全引退後は鎌倉で隠居生活を送ったが、息を呑むほどの美しさを世間が忘れるはずもない。幾度となく再評価のブームが起こり、隠居中の姿を追う報道も度々注目された。

 平成27(2015)年9月5日、95歳で死去するまで独身を貫き、醜聞ひとつ残さなかった「永遠の処女」。たしかに、生半可な気持ちでは近寄れないほどの美貌であった。だが、本当に恋の話はなかったのだろうか。また、結婚話が噂になった1つ年上の名監督、小津安二郎との仲とは――。...

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