やはり「財務省出身」政治家が動いた 現金「バラマキ」を推進した自民党4役とは
これでは戦えない
自民、公明両党が今夏の参院選に向け、「バラマキ」に舵を切った。物価高対策として全国民を対象に現金を給付することが発表された。自公は4月にも現金給付を検討したが、その時は見送った経緯がある。なぜそれが“復活”したのか。減税よりも給付、という方針を推進した自民党幹部の出身はやはり財務省だったようで――与党、官邸の苦悩をレポートする。
「自公は4月にも1人あたり現金5万円の給付を検討していましたが、バラマキ批判を受けて見送っていました。今回それが復活した背景には当然、参院選があります」
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