【セ・パ交流戦】ロッテの「高卒捕手」ら新たに抜粋の若手が躍動の一方、広島や中日の「大ベテラン」も復権へ 起用法をめぐる難しい選択も
パ・リーグが大きく勝ち越した6月第3週のセ・パ交流戦。この週も、あらゆる場面で判断の分かれ目があった。注目ポイントとして挙げたいのが、若手の抜擢とベテランの起用だ。チーム状況によって判断が分かれるところだが、若手、ベテランそれぞれで活躍を見せた選手がいた。今回は、彼らにスポット当てて、話を進めていきたい。【西尾典文/野球ライター】
***
まず、若手で抜群の存在感を示したのが、明徳義塾出身で高卒2年目の寺地隆成(ロッテ)だ。...