やっぱり「織田裕二」ばかりが目立つTBS「世界陸上」 スペシャルキャスターに「高橋尚子」起用も存在感は…
TBSに欠かせない存在
「織田が陸上競技の楽しさや面白さを伝えるキャスターとして、そしてエンターテイナーとしていかに優秀だったか、彼が卒業してから気づいたのです。そのため、織田の不在はなんだか物足りないと。実際、織田が最後にキャスターを務めたオレゴン大会と比べ、前回のブタベスト大会の視聴率は最大で4ポイントも下がりました」
そのためか、TBSにとって“世陸の織田”は今や欠かせない存在だという。
「TBSが番組キャスターを発表した6月5日、織田はTBSの『ひるおび』や『news23』に生出演して熱く語っていました。8日の午前には『サンデージャポン！』にも出演し、深夜の『S☆1』では石井アナが世界陸上の楽しみ方を織田に尋ねるというVTRまで流していました。TBSにとって織田のいない世界陸上など考えられないものになっているようです」
ずっと織田を起用し続けたほうがよかったのでは。
「世界陸上のキャスター降板の理由は、ギャラや渡航費、滞在費といった制作費が原因という声もありますが、どうやら織田の希望だったようです。選手情報などを覚える準備が大変だったようで、TBSとしても無理強いはできなかったのでしょう」
もっとも、今回のTBSの中継に織田が出演する可能性は高いという。
「日本テレビが中継した91年の東京大会では長嶋茂雄さんがリポーターを務め、男子100メートルで9秒86の当時の世界新記録を記録したカール・ルイスを『ヘイ、カール！』と呼び止めたことが名シーンとして残っています。今回、織田は大会のスペシャルアンバサダーとして中継に絡むので縛りは少ないかもしれませんし、彼が得意とする競技や選手にも近づける可能性がある。となれば、織田の歴史的名シーンが期待できるかもしれません」
キターッ！となるか。
