「中居氏が密室での出来事を法廷で明かす展開になりはしないか」 フジ局内でささやかれる“次の一手”に業界人が見解 「計画や準備の人ではないから…」

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全盛期を知るプロデューサーが指摘する“中居氏の特性”

 ここで踏まえるべきは、中居氏が被害女性に約9000万円もの示談金を払っているとされていること。

「だとすれば“加害”をすでに認めた形の中居くんは、訴訟を起こそうとも分が悪い。第三者委や被害女性との真っ向からの争いは避け、言いたいことだけ言い置く、世間に周知しておくという意図では」(芸能記者)

 と、そんな見方が出てくるのもうなずけるが、全盛期の彼と仕事をしていたテレビプロデューサーが語るのは、中居氏の振る舞いに見られた、ある“特性”だ。

「国民的アイドルグループだったSMAPの中でも、木村拓哉さんと並んで中居さんはやっぱり別格でした。態度がこの上なくデカかったけど、実力もすごかった。司会者として成功した彼ですが、放送作家が書いてきた台本を読まないことがままありましたね。“面倒くせぇ”という態度で一瞥もくれないんです」

 が、いざ本番が始まると、

「天性のノリの良さや場を仕切る力でスタジオを沸かせてくれました。計画や準備の人ではなく、反射神経の人だった。第三者委への反論や再反論も“できることなら少しだけでも名誉を回復したいな”とひらめき、法律家を集めて急に喋り出した結果なのかも」(同)

 スタジオトークよろしく、その発信は世間に首尾よく受け止められるか。

週刊新潮 2025年6月12日号掲載

ワイド特集「機密情報」より

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