銀座に店を構えた「女性寿司職人」に世界が注目! 「女性には不向き」の俗説を覆してフランスのドキュメンタリー映画で主演に抜擢されるまで
映画祭にも出品へ
〈伝統的に男性が支配する日本の寿司業界の常識を打ち破り、東京・銀座(中央区)で寿司店を開業した。彼女は寿司の技術を指導し、伝統的な日本料理の慣習を変革したいという願望を実現している。同時に、彼女の歩みは女性の権利へのコミットメントでもある――〉
社会的なドキュメンタリー映画を製作してきたフランス人女性のカルラ・キャッペロ監督は、東京で長年寿司職人として活躍し、今春、銀座6丁目に「鮨 千津井」をオープンさせた千津井由貴(本名・小瀧由貴)さんを映画の主演に抜擢し、その理由をこのように評した。...