令和初の快挙となるか注目 オリックスの“タフネス右腕”九里亜蓮が挑戦中…6年間も達成者が現れない“大記録”とは

スポーツ 野球

  • ブックマーク

 オリックス移籍1年目のタフネス右腕・九里亜蓮が、2018年に巨人・菅野智之(現・オリオールズ)が202イニングを投げて以来、6年間途絶えている投球回数200イニングに挑戦中だ。広島時代の2023年に自己最多の26試合に登板し、12球団最多の174回1/3を投げた実績からも、令和初の快挙が達成できるか注目される。平成以降、「タフ」と呼ばれた鉄腕たちを振り返ってみよう。【久保田龍雄/ライター】

 ***

 投手の分業制が定着した平成のプロ野球は、昭和の大エースのようにシーズン300イニング以上(時には400イニング以上)も投げるつわものはいなくなったものの、シーズン200イニング以上を投げる投手たちは、それほど珍しくなかった。...

つづきを読む