「パールハーバーのような卑劣な奇襲を仕掛けておいて」と暴言 日本人大リーガー第1号・村上雅則(81)が明かす人種差別との戦い

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【全2回(前編/後編)の前編】

 ドジャースの大谷や山本、メッツの千賀など、日本人投手が米メジャーを席巻する今から60年前、2シーズンで100三振を奪った「大リーガー第1号」がいた。元サンフランシスコ(SF)・ジャイアンツの“サウスポー”村上雅則氏(81)だ。偉業の裏にあった驚きの逸話を明かしてくれた。

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「日本人がこれだけメジャーリーグで活躍する日が来るとは、60年前には想像もしていませんでした。私がメジャーの舞台で投げていた頃と比べると、環境も様変わりして、まさに隔世の感があります。...

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