「オコエ瑠偉の“供述”で疑惑の目が…」 マー君を放出した楽天が気をもむ「浅村栄斗」の名球会入り

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楽天は安堵?

 投手は通算200勝か250セーブ、野手は通算2000安打――名球会入りが近づくと、その瞬間を目に焼き付けようと多くの客が来場し、記念グッズが売れる。球団にとってまたとないビジネスチャンスだ。

 日米通算197勝で今季の開幕を迎えたのは、元楽天の田中将大(36)である。

「2023年にカウントアップベースボールカードをプレゼントするなどさんざん期待をあおった楽天は昨オフ、シーズン0勝の田中に、減額制限を超える大幅な減俸を提示しました」

 とは、スポーツ紙記者。

「年俸が高過ぎて、“名球会ビジネス”でも補填できなかったわけ。マー君はオファーを蹴り、自由契約を経て、巨人に入団しました」(同)

 新たなユニホームを身にまとった田中は、春季キャンプで話題を振りまき、4月3日中日戦の初登板で白星を飾った。もっともその後2試合連続でKOされ、現在は2軍暮らしである。

「楽天とてマー君を陰ながら応援しているでしょうけど、移籍してサクッと200勝達成されては面目丸つぶれ。ですから、ちょっぴり安心しているのでは」(同)

“オンラインカジノショック”で疑惑の目が

 それより、目下かの球団が気をもむのは、浅村栄斗(34)の名球会入りだ。

「開幕前、2000安打まで残り36本。あおりまくってしかるべきなのですが……」

 と、先の記者が苦笑する。

「球界が“オンラインカジノショック”に見舞われ、浅村にも疑惑の目が向けられたのです」(同)

 楽天が彼のカウントアップ特設サイトを公開したのは、遅ればせながらあと13本に迫った4月25日。だがカウントアップは遅々として進まない。すると5月8日、巨人のオコエ瑠偉らが賭博容疑で書類送検されたことが報じられた。

「しかもオコエは“楽天時代の先輩を見て始めた”と供述。一部で浅村の名が報じられるなど限りなくクロ扱いに。生え抜きで投手のマー君ほど盛り上がりは期待できなかったにせよ、楽天にとってはとんだ機会損失になってしまいました」(同)

 次なる名球会候補は、通算250セーブまであと4のロッテ・益田直也(35)だが……。

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