打撃不振の日ハムが善戦 過去には12球団ワーストのチーム打率でリーグ優勝も…“貧困打線”でも優勝できる「条件」を野球史から紐解いた

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 新庄剛志監督率いる日本ハムが、チーム打率2割前半の“打低”にもかかわらず、首位争いを展開している。そして、過去にも貧打を克服して、リーグ制覇や日本一を成し遂げたチームが存在する。【久保田龍雄/ライター】

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 チーム打率2割2分台でリーグ優勝を達成したのが、2011年の中日だ。

 同年に導入された飛ばないボール「統一球」の影響で、どのチームも打低傾向のなか、中日はチーム打率.228、1試合平均得点2.9といずれも12球団ワースト。...

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