「巨人岡本」は前半戦での復帰が絶望的…4番打者の長期離脱を乗り越え優勝したチームと、優勝に立ち会えなかった選手の「その後」

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「マニエルおじさんの遺産を道楽息子たちが食いつぶした」

 巨人の岡本和真が5月6日の阪神戦でタッチプレーの際に走者と交錯して左肘靭帯を負傷、前半戦の出場が絶望的となった。不動の4番の長期離脱に、巨人は緊急トレードでソフトバンクからリチャードを獲得するなど、穴埋めに四苦八苦しているが、過去には4番打者が長期離脱するアクシデントにもめげず、優勝したチームも少なくない。【久保田龍雄/ライター】

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 チームきっての強打者をアクシデントで欠きながらも、全員が力を合わせ、最終戦で優勝を決めたのが、1979年前期(当時のパ・リーグは2シーズン制)の近鉄である。...

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