「インターネットに耽溺し、殺人・解体願望が…」 スポーツ万能、成績優秀だった会津若松「17歳少年」は、なぜ実母の頭部を切断したのか
2007年の5月15日、福島県会津若松市で、日本中を震撼させる事件が発生した。当時高校3年生、17歳の少年が実母を殺害、首を切断し、それを持参して警察に出頭。右腕も切断し、白色の塗料で着色、室内の植木鉢に挿していた。しかも、指は円のマークを形作っていた――異様過ぎる猟奇犯罪である。しかもその日は、母の誕生日でもあった。後に少年のアパートからは、残虐な本やマンガが押収されている。犯行の理由は「誰でもいいから殺したかった」。
事件発生当時、「週刊新潮」では、少年の周辺に取材し、その人物像を探っている。...