あっちが先に当てたんやから、こっちは当ててええんや! 今季も飛び出した「報復死球疑惑」…過去にはコーチや監督が“暗に認める”発言も
5月7日の巨人対阪神の7回、中野拓夢が高梨雄平から背中に死球を受けると、スタンドから怒号が飛び交い、「やると思ったわ」の声も出た。中野は前日、三ゴロの際に一塁上で岡本和真と交錯。このプレーで岡本は左肘を痛め、前半戦の出場が絶望的になっていた。そんな矢先に、中野が報復にも思える死球……。岡本の負傷は一塁送球がそれたことがきっかけであり、状況的に中野が狙われたとは考えにくいが、“報復死球騒動”と疑われたプレーは過去にも多く存在する。【久保田龍雄/ライター】
...