「小泉進次郎」はホントに農水相に適任なのか “JAに骨抜きにされた”9年前の「農協改革失敗」を振り返る
江藤拓氏の後任の農林水産大臣に、小泉進次郎代議士が内定した。コメ不足への対応は現政権の最重要課題のひとつ。大変な重責を担うことになったわけだ。小泉氏と農政と言えば、2016年の農協改革が思い出される。当時、まだ当選3回、35歳だった小泉氏は、自民党の農林部会長として、農協改革案をまとめる中心的な役割を担った。今回の大臣任命もその経験を生かしてのことと言われているのだが……。果たして、9年前の“改革”は成功だったと言えるのだろうか。当時、「週刊新潮」では彼の農協改革を失敗に終わったと断じ、その理由を論じている。...