「専従職員は“職業革命家だから”月90時間残業しても残業代ゼロ」日本共産党 の“違法残業”を暴いて除籍された30歳&26歳の元女性党員が実名告発
共産党は「事実ではありません」と回答
2人の訴えについて共産党と民青はどう考えているのか、それぞれの中央組織に聞いたところ、下記の回答が届いた。
〈お尋ねの「2人の主張」なるものも、それへの日本共産党委員会の対応も、事実ではありません。「36協定締結」をめぐる経過の記述も、事実と異なっています〉(日本共産党広報部)
〈内部の問題であるため、お答えいたしません〉(民青)
共産党の回答を聞いた砂川さんは、「私たちの主張のどこが事実に反するのか、具体的に教えてほしい。人権擁護を前面に掲げる政党として無責任すぎる回答ではないですか」と憤る。
「共産党では私たちのような一般党員は上に逆らったとみなされれば、すぐに分派扱い。思ったことを発信する自由すら許されないのです。県を超えて党員や民青同盟員が交流することさえも、”分派活動”とみなされ、禁止されています。共産党の言う人権とは、党に都合が悪くならない範囲での人権でしかないのです」
前編【「幹部のパワハラを訴えたら調査もしてくれず反乱分子にされた」日本共産党から除籍された30歳&26歳元女性党員が実名告発】では、砂川さんと羽田野さんが共産党の考えに共鳴して入党するまでの経緯、民青福岡県委員会で起きていたとされる「パワハラ」の詳細について伝えている。
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