業界人が首をかしげる「かのサンド」の低視聴率 サンド伊達が気にする“強すぎるウラ番組”とは?
「10年やろう!」
「そもそも『ワイドナ』を見ていた視聴者には受け入れられていないのかもしれません。同じワイドショーである『サンジャポ』を見ずに『ワイドナ』を見ていた人の中には、番組終了後、何を見たらいいのかわからなくなってしまった人もいるでしょう。逆に松本人志の性加害疑惑が原因で『ワイドナ』にそっぽを向いた人たちにとっては、その後番組というマイナスイメージの影響があるのかもしれません。ともあれ、ウラ番組が強いというのが数字が上がらない一番の理由ではないでしょうか。芸人たちの悪ふざけやバラエティ要素が強い街歩き番組が敬遠されているとも考えられます」
だが、同じ街歩き番組の「一茂×かまいたち」にも大差をつけられている。
「長嶋一茂とかまいたちというコラボの妙に尽きると思います。番組内での一茂vs.山内という構図など、3人の関係性を上手く演出していて、それをロケで上手く見せることで彼らの他の番組との差別化ができています。それぞれレギュラー番組が多いにもかかわらず新鮮に感じることができます」
「かのサンド」も決してつまらない番組ではないのだが……。
「ロケ中に行われる“即興コント”が邪魔という意見もありますが、まだ番組は始まったばかりです。慣れて定着すれば番組のオリジナル感としてプラスに働くでしょう。今は辛坊の時だと思います」
5月11日の放送では、押上で100年以上の歴史を持つ老舗の作業着店「磯貝鉄蔵商店」で10年は使えるというという作業着の話を聞き、伊達はこう言っていた。
伊達:「かのサンド」(の衣装)、ここで作ってもらおうよ!
富澤:10年!
伊達:番組にも合いますよ、「10年やろう!」って言っているわけだから。
「番組が10年もつかは分かりませんが、サンドと狩野という人気芸人を起用した手前、早々の打ち切りはあり得ないでしょう。最低でも1年は続くでしょうし、フジがどこまで低視聴率を我慢できるかが注目されています」





