ショートパンツから“美太もも”をのぞかせて… 老舗ダンスホールに「山本リンダ」が降臨! 全盛期と変わらぬ姿でゴーゴーダンス

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「まだまだ歌って踊り続けたい」

 イベント中盤、それまで思い思いに踊りを楽しんでいた客の動きが止まった瞬間があった。ステージに往年のスター・山本リンダ(74)が登場すると、誰もが踊りを忘れて歓声を送り、デビュー曲「こまっちゃうナ」に聞き入ったのだ。

 客のノリが変わったのは大ヒット曲「どうにもとまらない」を昔どおりの振り付けで歌い始めた時。コンサート会場のように盛り上がり、「♪ウララ、ウララ~」の「狙いうち」が始まると客席も大合唱となった。

 それにしても歌も踊りも往時のまま、惜しげもなく披露した美脚も全盛時代と変わらない。この秋にデビュー60周年を迎える大御所とは思えないパワフルさなのだ。

「昔の歌を歌うと、タイムマシンで当時に戻った気持ちになれるのよ。大人になった年相応の自分も好きだけど、元気に踊る自分も好き。今の若者は昭和歌謡を新しいものと感じているみたいだから、まだまだ歌って踊り続けたいわ」

 と、元気いっぱいだった。

撮影・福田正紀

週刊新潮 2025年5月15日号掲載

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