「オウム抗議の座り込みをすると、警察はわれわれを排除した!」 上九一色村で教団と対峙した村民が振り返る 「地下鉄サリンは防げた」

国内 社会

  • ブックマーク

全4回の第4回

 オウム真理教教祖・麻原彰晃の逮捕から今年5月で30年。地下鉄サリン事件は未曾有の大惨事となったが、その2年前、オウムはオーストラリアで極秘にサリンの実験を行い、さらには「核武装化計画」まで進めていた。現地で取材した報道記者が驚愕(きょうがく)の真相を明かす。

 ***

 第3回【「大量の羊の死骸からサリンが…」「核兵器を本気で作ろうとしていた」 オウムがオーストラリアで進めていた驚愕の計画の全容】では、オーストラリアのウランが採れる牧場でオウムが進めていた「核兵器開発計画」、そしてサリンを使った動物実験が行われていた問題について、元オウム幹部や、当時オーストラリアで捜査に関わった元オーストラリア連邦警察長官の証言を基に報じた。...

つづきを読む