「不倫リスクは2分の1以下」NHK牛田元アナ出馬の背景 「日曜討論」には直訴で復活
ボーナスステージに近い
同党の勢いに便乗する、というのは当然ながら牛田元アナにとってもメリットが大きい。
「牛田さんの実家は大阪にあるようですが、選挙区としては東京を選んだということですね。今回は欠員の分も含めて7人が当選します。追い風の国民民主であれば、“ボーナスステージに近い”、つまりクリアしやすい選挙区だとの見方は強い。それが決断のベースにあるのかもしれません。逆に言えば、ここで当選できなければその後のタイミングでは難しいというくらい“国民民主にとって売り手市場”状態、ラッキーなタイミングとラッキーな選挙区だと言えるでしょう」(同)
実際、牛田元アナの当選の可能性はどれくらいなのだろうか。
「かなり高いと言えるでしょう。選択肢としては石丸伸二氏が立ち上げた地域政党『再生の道』もあったかもしれませんが、岸田前首相が玉木代表は首相候補と述べたように政党としての将来性は国民民主のほうが有望だと見てよいでしょう」(同)
リスクは彼らの2分の1
「国民民主には玉木氏や平岩征樹氏、菅野(旧姓・山尾)志桜里氏と、不倫スキャンダルが取り沙汰された人物が多いというイメージがある。その類のスキャンダルの存在が牛田さんにあったら“さすがに厳しい”と懸念する声は根強くあるようですが、牛田さんは独身だと聞いているので、少なくともその手のリスクは彼らの2分の1以下と言えそうですし」(同)
「日曜討論」に自ら手を挙げたこと、機を見るに敏で退社、出馬を決めたことなどは政治家として必要な野心や決断力だと評価することもできるのかもしれない。また、政治への関心が高い人にとっての知名度は高く、他の有名人候補よりも政策論議につきあってきた時間が長いのも間違いない。となるとやはり、気を付けるべきはスキャンダルということになりそうだ。果たして政治家として「日曜討論」に出演する日は来るだろうか。









