元ジャンポケ・斉藤慎二を待ち受ける「執行猶予なし実刑判決」の可能性 バウムクーヘン即売会には1000人超え来場

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甘くない現実

「事務所には契約解除され、レギュラー番組もすべて降板。仕事を失い、とにかくおカネがない。そこでバウムクーヘンを売ることにしたようですが、なぜバウムなのかは製造元と縁があってのことらしく、即売会も4月の群馬に続き、この埼玉で2回目です」(スポーツ紙の芸能デスク)

 商品はロールが1900円でカットは700円。単純にロールを1000人が一つずつ買ったとすると190万円の売り上げになる。この調子ならビジネスとして立派に成立しそうだが、これから斉藤被告を待ち受ける現実はそう甘くはない。

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が解説する。

「不同意性交罪の法定刑は懲役5年以上20年以下です。そこに不同意わいせつ罪(法定刑6月以上10年以下)が併合罪としてあるため、不同意性交罪の年数が(刑法上)1.5倍に加重され、5年以上30年以下の懲役となります。5年以上の判決に執行猶予は付きません」

 示談が成立すれば、執行猶予が付く可能性はあるが、そうでなければ実刑の公算が大きいというのだ。

撮影・本田武士

週刊新潮 2025年5月15日号掲載

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