「天皇陛下の間近でお仕えして、本当にかわいがってもらっていました」 360万円を盗んだ宮内庁職員の素顔を祖母が語る 直前には“異変”も「350万円の借金がある、と」

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宮内庁発足以来、初めての事案

 宮内庁職員が天皇ご一家の生活費である内廷費を窃取した前代未聞の事件。同庁は事件の矮小化に躍起で問題職員の性別すら明かさないが、本誌(「週刊新潮」)は独自に職員を特定し、その祖母に話を聞いた。彼女が沈鬱(ちんうつ)な表情で語った、孫の人生と天皇ご一家との特別な関わりとは。

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 宮内庁がある重大な事案を公表したのは今月1日のことだ。

「宮内庁は天皇ご一家の日常の生活費にあたる内廷費を盗んだとして、20代の係員級の侍従職を1日付で懲戒免職にしたと公表しました。...

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