“不倫まみれ”になるのを恐れて「山尾志桜里氏」の公認に二の足を踏む国民民主党「このままでは不毛な『不倫論争』が起きかねない」

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いきなり自分の不倫を“過小評価”し出した玉木氏

 そして、菅野氏の公認が棚上げ状態になっている間、今度は玉木氏自身の不倫も蒸し返されることになってしまった。発端は玉木氏のXでの発言である。28日、平岩氏は離党届を提出したが、玉木氏は離党届を受理せず、党の倫理委員会の処分を待つ考えをXで示した。その際、自身の不倫について、

〈倫理委員会の調査で、「報道機関に不倫を類推されるような行為」が党代表としての注意義務に違反するとして3ヶ月の役職停止とされたものです。相手方も憶測に基づく報道を否定しており、(平岩氏の不倫と)同列に扱われる内容ではありません〉

 と、いきなり“過小評価”し出したのだ。これにネット民は〈不倫相手を常に側に置いて仕事してそのまま一緒にホテルに行くところまで撮られて、さらにはホテル代に政治資金を使ったことまでバレてるわけで同列に扱うなと言われても第三者から見たら十分同列だよ〉などと猛反発。

 蓮舫氏にまで、〈倫理を疑われることに『同列』ってあるのかしら〉(Xより)といじられる展開になった。

「確かに玉木さんの不倫と違って平岩氏の不倫は、出会い系サイトを通して知り合った女性に身分や名前を偽って近づき関係を持ったという、詐欺みたいな話だった。ただ、菅野さんの不倫だって悪質性は負けていない。双方の家庭を壊しただけでなく、相手側の妻が自殺するという重大な結果をもたらしているからです。このまま菅野氏公認に突っ走れば、3人の不倫のうちどれがセーフで、どれが許されるといった、あまりに不毛な『不倫論争』が起きかねません」(前出・国民民主関係者)

 かくして、玉木氏周辺からは「もう菅野氏の公認は諦めた方がいいのでは」との声が漏れ始めているのである。

デイリー新潮編集部

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