【プロ野球セ・パ週間MVP】を独自選出! 「ドラ4」投手による球団史に残る奪三振劇、両リーグで断トツの「打率4割」バッター
気がかりなのはコンディション面
そして、成長を感じさせるのが、対応力の向上である。22日にはモイネロの変化球をとらえて2本のヒットを放ち、23日のホームランは上沢直之のカーブをレフトスタンドへ運んだものだった。以前と比べて、ボールの呼び込み方が上手くなり、リストの強さもより生きるようになった印象を受ける。
一方、課題だった守備面についても、ここまで失策はわずか1で、堅実さが出てきたこともプラス要因と言えるだろう。
唯一、気がかりなのが故障の多さだ。昨年も好調な時期がありながら、夏場に走塁で足を痛めて登録抹消となり、シーズン終盤にも下半身のコンディション不良を訴えている。
ここまでの打撃内容を見る限り、シーズンを全うすることさえできれば、かなりの成績を残す可能性は高いだけに、コンディション面にはくれぐれも気をつけて、今後もヒットを量産してくれることを期待したい。
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