「若い女性アナがメインということが我慢ならず…」 不適切言動で謝罪の「青井実アナ」古巣NHKでも“問題行動”
フジテレビの報道番組「Live News イット!」で、メインキャスターの青井実アナ(44)が自身の不祥事について陳謝した。いささか高圧的な挙措に及んだというのだが、古巣のNHK関係者は声をそろえる。「さもありなん」と。
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【写真を見る】青井実アナが“我慢ならなかった”「女性アナ」とは?
NHK関係者は「予想されたこと」
「制作陣や仲間に対して、私自身の言動を深く反省しており……」
4月9日、青井アナは神妙な面持ちでこう述べ、カメラに向かって頭を下げた。
フジの関係者が言う。
「昨年5月の番組リハーサル中、本番仕様のものでないフリップを出したスタッフに“それじゃあ意味がないだろう”などと怒鳴り散らしたという話。10月にも速報ニュースの対応を巡って放送終了後、スタッフらを叱責し、ピンマイクを放り投げたそうです」
これらは、フジが中居正広氏(52)の一件で明るみに出たガバナンス問題を社内調査する中で判明したが、
「予想されたことですよ」
そうあきれるのは、古巣のNHK関係者である。
「彼は下積みもないままに報道キャスターとして取り立てられ、その過程で幾度も“器の小さい”振る舞いを見せてきました」(同)
どういうことか。
「2003年の彼の入局は鳴り物入りでした。丸井グループ創業者を祖父に持ち、幼稚舎から慶應に通う身長186センチのイケメン。初任地はVIP待遇ともいえる大阪で、早くも07年度には東京に上がり、主に歌番組などエンタメ系の分野ばかり担当しました」(同)
スタッフに声を荒らげることも
ところが、だ。
「当時、大阪放送局長だった正籬聡(まさがきさとる)氏に気に入られ、15年8月、年度途中の異例の人事で大阪に呼び戻されます。そこでニュースを担当するようになったのですが、経験の浅さゆえ原稿読みはイマイチでした」(前出のNHK関係者)
にもかかわらず……、
「正籬氏が報道局長に栄転すると17年、今度は東京に引っ張られます。あとは一貫してニュース畑に。それが彼には不幸だった」(前出のNHK関係者)
アナウンス室関係者が引き取って言う。
「まずは『ニュースチェック11』を担当。前任の有馬嘉男、桑子真帆コンビに比べて格落ち感は否めず、原稿も読めるのかと心配された。番組は夜11時台でスタッフも少なく、緊急ニュースが入ると混乱することもしばしば。そんな時、OA後に彼は“ちゃんとやってくれないと困るよ”と声を荒らげることがありました」
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