「やり過ぎやったかも」 横綱・豊昇龍の「乱痴気飲み会」主催者らがコメント 「参加者に反社はいない」
「横綱が痩せっぽちの頃から知っている」
【前後編の後編/前編からの続き】
新横綱・豊昇龍(25)のあきれた“飲み会動画”が流出し、関係者の間で物議を醸している。一人横綱としての品格を問う声が上がる裏で、出席者を直撃して見えてきた騒動の意外な真相とは。本人は嫌うが、「角界の悪童」と呼ばれた叔父・朝青龍とやっぱり似ているのか。
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【写真】「まげに札束を挟み、ケーキに顔面を…」 衝撃の乱痴気飲み会の模様
前編【「着物を脱ぎ捨て、ケーキに顔からダイブ」 横綱・豊昇龍のハメを外し過ぎた飲み会動画が流出】では、ハメを外し過ぎでは、と批判の声が上がった飲み会の様子を紹介。会には入れ墨を入れた人物が複数いたことから「“反社”がいたのでは」と疑念の目を向けられているが、真相はどうなのか。現地で取材を続けると、当日の会を主催した人物が判明した。
名古屋市にある建築関係の会社で役員を務めるというA氏だ。本人が重い口を開く。
「いまから7~8年前、知人に誘われ、立浪部屋の後援会に入ったことで豊昇龍関との縁が生まれました。横綱がまだ10代の痩せっぽちの頃から知っていて、そんな彼が横綱になったので、個人的にお祝いをしてあげたいと考えたのです」
「札束は横綱が自分で挟んだのでは」
当日は19時にスタートし、23時には散会したというが、その場には豊昇龍の付け人2名も参加していたと打ち明ける。
「私が地元の知り合いなどに声をかけ、60人ほどが集まりました。会社経営者を中心に、みんな横綱を応援したいとの気持ちを持った面々です。豊昇龍関を囲む会は大関時代に始まり、名古屋場所開催時など、これまでも何度かやっています。彼は本当に真面目で素直な青年で、横綱になっても全然偉ぶるところがない。だから純粋にお祝いしたいとの思いでセッティングしました」
豊昇龍のまげに挟まれた札束について、「品格に欠ける」との指摘があることをA氏に伝えると、
「さすがにまげには触れられないので、私たちは誰一人、横綱のまげには触っていません。みんなでご祝儀を出し合ったのは事実ですが、おそらく横綱が自分で挟んだのではなかったかと思います。ただし横綱は翌日に(知多)場所を控えていたため、お酒は大して飲んでいなかった。そういうところは昔からきちんとしていました」
会の参加者に浮上する“疑惑”に関しては、こう反論した。
「私は反社じゃありませんし、会に参加した人間で反社の人間はいません。建築や土木、解体関係の会社を経営している者が多かったので、なかには入れ墨を入れた人間がいたことも否定しません。でも反社じゃない。そんな人がいたら、横綱に迷惑がかかるじゃないですか」
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