「赤身肉ばかり食べると危ない?」知られざるリスクとは アラスカ先住民が教える「脂肪の本当の役割」

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 健康志向の高まりとともに、脂肪の少ない赤身肉の人気が高まっている。今では肉の脂肪含有量が多いと、安い値が付くほどだという。

 しかし脂肪は人間にとって必要不可欠な栄養素であり、太古の昔から人類は脂肪を求めて生きてきた。実際、赤身肉ばかり取っていると、人体に深刻な影響があるという。

 現代では嫌われ者になってしまった脂肪を、歴史と科学の両面から再評価する『脂肪と人類 渇望と嫌悪の歴史』(イェンヌ・ダムベリ著、久山葉子訳、新潮選書)から一部を抜粋、紹介する。...

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