社員と芸能人が一線を越えて…「元フジ大多亮」&「鈴木保奈美」の衝撃不倫から35年 フジ調査報告書から見えてきた「スポンサーも同罪」問題

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スポンサーからのセクハラ

 もう一つ、報告書で見逃せないのはスポンサーに関する記述である。フジテレビの対応や企業風土その他を問題視して、ほとんどの大手スポンサーが撤退したままの状態だが、彼らにそこまで他社を責める資格があるのか、怪しくなる報告も記載されている。

「広告代理店との会合に出席を強要された、その会合においてハラスメント被害を受
けた」
「スポンサーとの会合について参加したくないにもかかわらず参加させられ、ハラス
メント被害を受けた」
「スポンサーから関係を求められた、スポンサーから CX 女性社員へのセクハラ
的言動が散見される等、スポンサーからのハラスメント被害(複数)」

 今回世間から高い評価を得ている第三者委員会といえども、このスポンサーがどこなのかという点までは掘り下げていない。しかしながら、一定数のクライアントに後ろ暗いところがあるのは間違いない。それらがフジテレビの「企業風土」を支えていた面はないのだろうか。

デイリー新潮編集部

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