「国民の99%が興味ない」と辛辣な声も “名誉市民”に選ばれた「シー・シェパード創設者」にフランス国民はあきれ顔
集まった支持者はわずか数百人
実際、パリに戻ったワトソンの歓迎集会に集まった支持者はわずか数百人。集会を報じた人権派の夕刊紙「ル・モンド」のサイトにも、読者からの〈これがフランスからの大規模な支援? クジラのように大笑いだ〉〈国民の99%が興味のないイベント〉といった辛辣(しんらつ)なコメントが相次いだ。
反捕鯨論者でもあったクストーの名は、いまやフランス中の学校や通りの名前に冠されている。対照的にワトソンは、同じ海に生きる漁師から「白髪の海賊」と忌み嫌われ、常識的な環境保護団体からは繰り返し非難を受けている。
これで「パリの名誉市民」といえるのか。イダルゴ市長は何を考えているのやら。





