「この主人公役は、本当に私でよかったんでしょうか?」 大泉洋(51)が初挑戦する“一風変わったヒーロー”とは

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「実際の蓮田兵衛はこういう男だったのかも」

「牢人や民を引きつけるものが兵衛にはあり、そうでなくては一揆の首謀者にはなり得なかった。大泉さんにも、そのような磁場や魅力があって、実際の蓮田兵衛はこういう男だったのかもと、大泉さんと会って話した後に見えてきた」(垣根さん)

 映画の企画がスタートしたのは9年前の2016年、いざクランクインしようとした矢先、コロナ禍に阻まれ、その後、撮影の延期が繰り返された。難産の末、ようやく今月17日の公開に至ったというわけだ。

「映画化は流れたと諦めかけていた。才蔵役の長尾さんのアクションや一揆のシーンなど見応えがあり、大きなスクリーンの映画館で観た方がいい」と垣根さんは熱く語るのであった。

撮影・西村 純

週刊新潮 2025年1月23日号掲載

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