「月の儲けは15万」日本の図書館の雑誌から無断転載し、化粧品を転売… 「中国人転売ヤー」のリアルな日常

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 推しグッズに限定品、発売前から人気の新商品――需要が供給を上回ると見れば、品目を問わず大量に買い占めては高額で売り飛ばす。それが「転売ヤー」だ。現代社会の新たな病理となりつつある彼らは、いったいどれぐらいの利益を得ているのか。

 中国人のLは、化粧品など女性向け商品を中心に扱う転売ヤー。生配信で日本の化粧品を紹介する様子はあたかもインフルエンサーだ。奥窪優木氏が転売ヤーたちに密着した『転売ヤー 闇の経済学』は、SNSを駆使した彼女の「ビジネスモデル」を解き明かしている。...

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