このセールストークが出たら絶対にペテン! 「詐欺師の殺し文句」一覧チェックリスト

ビジネス 週刊新潮 2019年2月28日号掲載

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 テキシアジャパンホールディングスなる投資コンサルティング会社を舞台に行われた投資詐欺「KING事件」では、約1万3千人から460億円もの金が集められた。その手口については別記事「1万3千人を騙した『KING事件』 460億円を集めた手口をプロが分析」をご参照頂きたいが、騙されている当人は大真面目だった。「自分は騙されない」と思っているあなたも、いつ被害者になるかわからない。それほど今の詐欺は巧妙だ。しかし、手口と予防法を知っておけば、わが身は十分に守れるのである。

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 詐欺の見抜き方を具体的に見ていこう。詐欺事件に詳しい紀藤正樹弁護士が提言する。

「干し柿のオーナーになれば年利20%を支払う、と宣伝したケフィア事業振興会が破綻しましたが、テキシアは年利換算で36%。そもそも確定利益を謳う時点で犯罪性が高い」

 テキシアの被害者の代理人、玉井邦芳弁護士は、

「投資を募りながら、金融庁に登録がない業者の勧誘には応じてはいけない。おいしい話はないのです。現金手渡しなど、通常の投資ではあり得ない不自然な点があれば、疑うべきです」

 と言い、国民生活センターの担当者が補う。

「銀行でさえ元本は1千万円しか守られないのに、一事業者が元本保証を謳った時点で“おかしい”と思うべきです。また、配当を出すためにどんな事業で利益を出しているのか、必ず言質をとりましょう」

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