【虎に翼】「よね」役、土居志央梨(31)の出身大学に注目が集まる理由

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京都造形大学の好循環

「今、テレビ業界では京都芸術大学出身の役者さんは要注目と言われています。筆頭は黒木華さんで、彼女が4年生の時、土居さんは1年生でした。さらに『虎に翼』で、主人公寅子の兄・猪爪直道を演じている上川周作さんは土居さんの同級生。さらに土居さんと上川さんの先輩が、映画『夜明けまでバス停で』の大西礼芳さんと、テレビドラマ『恋がヘタでも生きてます』の土村芳さん、という具合です。さらに土居さんの後輩にも辻凪子さんという将来を期待されている役者さんが控えており、今後もいい俳優が続きそうな気配です」(同・スタッフ)

 俳優だけでなく、演出やプロデュースを学ぶコースもあるため、スタッフとして頭角を現しているOB・OGも少なくないという。

「まさに黒木さんがフロントランナーで、京都芸術大学出身の役者さんに光が当たりました。すると黒木さんの後輩が様々な作品で好演して話題が膨らむ。土居さんや上川さんが朝ドラで脚光を浴びると、さらに京都芸術大学の名前が広く知られる。こんな好循環が生まれています。さらに土居さんの場合、芸能界広しといえども、彼女のような個性を持っている役者さんはそうはいません」(同・スタッフ)

他の役者にはない魅力

 今の「虎に翼」で土居は、背の高さを活かした、凛とした雰囲気の女性を演じている。すると業界からは「次回は全く逆の役を演じているところを見たい」という声が出るという。よほど演技力に期待されているのだろう。

「土居さんは若手の役者さんですが、早くも江口のりこさんのような、オリジナリティあふれる魅力を放ちつつあります。あまりいないタイプなので、今後はキャスティングの候補として常に名前が挙がるのではないでしょうか。朝ドラが終わってからも、テレビドラマに映画、舞台と大活躍するのは間違いないと思います」(同・スタッフ)

デイリー新潮編集部

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