ヘンリー王子とメーガン妃の“関係者”も…キャサリン妃「がん告白」で謝罪した人としない人

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NPO団体の代表も反省

 気になるのはヘンリー王子とメーガン妃の関係者である。“暴露本”の著者であり「メーガン妃のチアリーダー」とも呼ばれるオミッド・スコビー氏は、「がん告白」動画が公開される少し前に意味深な画像を投稿した。公開予定時刻の午後6時にアラームをセットするというこの画像は、「がん告白」直後から猛烈な批判を受け、その後に削除された。

 次にスコビー氏は「このニュース(キャサリン妃のがん告白)がどれほど深刻か世界と私自身が知ったとき、私はツイート(原文ママ)を削除し、その裏で進んでいる憶測を阻止した」と投稿した。「裏で進んでいる憶測」とは「がん告白のカウントダウンという悪趣味な行為をした」ことだという。

 米NPO団体「ママズ・ファースト」と「ガールズ・フー・コード」の創設者レシュマ・サジャーニ氏は、「インターネットにうんざりし、(陰謀論の)罠にはまった自分自身にもうんざりした」との反省文をInstagramに掲載した。「ママズ・ファースト」は今年3月、メーガン妃と協力したレポートを発表。そのテーマはエンターテインメント作品における母親の描写、いわゆる「母性のステレオタイプ化」に関する内容だった。

無視を決め込むスーパーセレブ

 一方で主張を翻さない人もいる。ウィリアム皇太子とキャサリン妃について「バナナのように早く老化している」と発言し、Netflixドキュメンタリー「ハリー&メーガン」に出演した米IT起業家のクリストファー・バウジー氏だ。近頃は16日の目撃動画についてフェイクを主張しており、「がん告白」動画の公開後も、「彼女の以前の3枚の写真はすべて偽物であり、宮殿がそれを隠蔽しようとしたことも明らかだ」と主張を繰り返した。

 さらに「宮殿は嘘をつき、英国のマスコミは喜んで彼らの嘘を手助けした」「これはまさに北朝鮮/トランプ派のプロパガンダだ」などと発言している。対して英メディアは、バウジー氏の事業はTwitter(現在のX)上の偽情報などを追跡する分析サービスだと指摘し、一連の発言が事業にもたらす悪影響を“心配”しているようだ。

 米セレブタレントのキム・カーダシアンは、ゴージャスなキメ写真に「ケイトを探しに行く途中」とのジョークを添えたInstagram投稿が炎上中だ。「ならばこの投稿を消しなさい。彼女はがんです」といった非難コメントが殺到しているものの、投稿はいまだに放置されている。

 カーダシアン家とメーガン妃の接近は以前から報じられており、2023年8月にLAで開催された慈善イベントではメーガン妃の母ドリア・ラグランドさんとキム、キムの母クリス・ジェンナーさんの3ショットが話題を呼んだ。さらに「がん告白」の前日、「デイリー・メール」が掲載したリチャード・エデン氏のコラムは、クリスさんのパートナー男性とヘンリー王子が3月上旬、グループで高級スキーリゾートを訪れていたと明かした。

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