米大統領選の大きなカギ、「不動産問題」はトランプにとって追い風か、急所になるか
112年ぶりの新・旧大統領対決か
今年11月の米大統領選挙は現時点で、民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領が再びその座を争う可能性が極めて高くなっている。
実現すれば、1912年以来、112年ぶりの新・旧大統領の対決となる。
第26代大統領のセオドア・ルーズベルトが共和党を離党して現職(第27代)大統領だったウイリアム・タフトと争ったため、共和党の票が分散し、民主党の候補だったウッドロー・ウイルソン氏が漁夫の利を得て、第28代大統領の座を射止めた経緯がある。...