NHK「ニュース7・和久田アナ」も、「ウオッチ9・青井アナ」に続いて交代観測が浮上中

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エース格がひしめく

 NHKの「ニュースウオッチ9」が大幅なリニューアルを検討中で、青井実アナらの交代が既定路線(関連記事:『NHK「ニュースウオッチ9」が大幅リニューアルを検討 残りそうな人と詰め腹を切らされそうな人とは?』)だと報じたばかりだが、新体制が発表される前に大きな動きが伝えられた。青井アナが退社してフジテレビの夕方の顔になるというのだ。一方で、かつて「ウオッチ9」のキャスターを務め、現在は「ニュース7」のキャスターである和久田麻由子アナにも交代の可能性が取り沙汰されてきているという。何があったのか?

 まずは「ニュースウオッチ9」についておさらいしておこう。

 平日夜9時から1時間放送されるNHKの看板番組で、この枠に登場してきたメインキャスターをあげてみると、大越健介、井上あさひ、河野憲治、鈴木奈穂子、有馬嘉男、桑子真帆、和久田麻由子……の各氏といずれもエース格だ。

 現在は、国際部出身で元ワシントン支局長の田中正良氏、青井アナ、そして『ブラタモリ』で人気を博した林田理沙アナの3人体制となっている。

それだけ露出が減っていく傾向

 NHKでは例年、年末が近づいてくると来年度以降のニュースキャスターのキャスティングをどうするかを検討する会議が開かれる。そこで、ニュースウオッチ9のキャスター変更が検討材料になっていたという。視聴率の低下などを受けたリニューアルの一貫で、青井アナも「交代候補」の1人だった。

「それを踏まえてということなのかハッキリとはしませんが、退社して4月からフジテレビの夕方のニュース番組『Live News イット!』のキャスターを務める旨の報道がありました(その後、ウオッチ9を降板)。NHKの他の男性アナにない華のあるタイプでしたので、報道が事実だとすれば上層部はショックでしょう。ただ、これはNHKに限りませんが、アナやキャスターは新陳代謝を是としていて、組織に長く所属すればそれだけ露出が減っていく傾向にあります。青井アナはカメラやマイクの前に立ち続けたいタイプなので、早晩、出ていくことになっていたはずです」

 と、NHK局員。

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