池田大作に心酔した元ドジャースのスターの名前とは 日本でもプレーし「試合中にベンチで“ナムミョウ~”と題目を」
“ナムミョウホウレンゲキョウと唱えたらホームランが!”
昭和52年に来日したデービスを球場で目撃したことがある、ジャーナリストの乙骨正生氏が後を引き取る。
「“イケダ先生のもとで野球がしたい”と中日ドラゴンズに移籍し、学会の幹部会で“ナムミョウホウレンゲキョウと唱えたらホームランが打てた!”と語ったとか。1年目の巨人戦では、1塁走者だったデービスが、次打者のショートゴロの間に快足を飛ばして3塁まで進んだ。あれには度肝を抜かれましたね」
この年の5月には、プロ野球史上4人目となる満塁ランニングホームランを記録。あまりに劇的な展開は、いまも語り草になっている。
「活躍の一方、試合中のベンチで“ナムミョウ~”と唱える。監督や同僚の選手からは、かなり気味悪がられていたと聞きました」
さて、池田氏に贈られたユニフォームは、いまも創価大学で保管されている。
「この件は、池田氏の著書『新・人間革命』でも紹介されています。学会が世界進出を訴えていたあの当時、ドジャースの選手に学会員がいたことは、格好の宣伝材料とされていました」