「あのときヒメがいなかったら…」 天才霊感少女「藤田小女姫」はいかにして岸信介、松下幸之助に愛されたのか

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 眉唾ものの“天才霊感少女”が絶大な支持を集めた時代があった。小学六年生だった藤田小女姫さんは、新聞で取り上げられたことがきっかけで、その予知能力が世間に知られることに。以降、彼女のもとには多くの相談者が集い、そこには日本の政界・経済界の大物たちの姿も……。しかし、狐の憑依によって得たというその能力は、とある事件をきっかけに疑いの目を向けられるようになる。

(前後編記事の前編・「新潮45」2005年8月号特集「昭和史七大『猛女怪女』列伝」掲載記事をもとに再構成しました。...

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