「爪が太ももに食い込んで」「一か八か喉元にナイフを」 唸り声を上げ襲いかかる人食いヒグマを撃退した消防署員の告白

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 北海道函館市の南西、福島町にそびえる大千軒岳で、今年10月、登山中の地元消防署員の大原巧海(41)さん、船板克志さん(41)ら3人が思わぬ形でクマに遭遇し、襲われた。以下は知られざる壮絶な「格闘」の一部始終である。(前編「クマは猫のように近づいてきた」「太ももと首を噛まれ…」 登山中に人食いヒグマに襲われた壮絶体験 消防署員の告白からの続き)

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