森喜朗元総理への“裏金上納疑惑”に特捜部が関心 直撃に語ったあきれた“言い分”とは

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森元総理に上納か

 もっとも、森元総理を”諸悪の根源”とみるのは、なにも清和会所属の議員だけにとどまらない。

 法曹関係者が打ち明ける。

「特捜部は清和会の秘書だけでなく、すでに一部の議員への聴取も開始しています。そうした中で、聴取対象者は”キックバックの一部を森元総理に上納していなかったか”と、聞かれる場面が出てきています」

 特捜部が森元総理への裏金の流れに、重大な関心を寄せているというのである。

「特捜部は昨年、五輪汚職に関連して森元総理に複数回、事情聴取を実施していますが立件には至っていません。森元総理には遺恨があります」(同)

 その森元総理は昨年、腰の骨を圧迫骨折した影響から、現在は夫妻で都内の高級介護施設に暮らしている。本誌(「週刊新潮」)記者は裏金の上納疑惑も含め、一連の疑惑について、森元総理本人を直撃したが、

「俺は清和会の人間じゃないんだ」

 未だ派内を事実上支配しながら、特捜部にその”あきれた言い分”は通用するのか。今後の展開が見物である。

週刊新潮 2023年12月28日号掲載

特集「『安倍派』裏金事件 検察幹部が漏らした『議員一人ではおさまらない』」より

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