石井亮次アナは5本の年末年始特番に出演 多忙な日々でも「全く疲れない」という秘訣を語る
8時間睡眠の死守とゴルフの練習
石井アナは第1に睡眠を大切にしている。忙しくても毎日必ず8時間寝る。売れっ子フリーアナとは思えないぐらいの長さだ。
「しかも睡眠の質が良くなくてはなりませんので、入眠の2時間前までにご飯を食べ終えます。食べた直後は腸が動いたままで、よく眠れませんから。お風呂は入眠1時間半前に入り、15分ぐらい温まります。すると、眠るころにはちょうど良い体温になるんです」
効果は抜群だという。
「1度やってみてください。睡眠の深さが変わります。朝の目覚めも全然違いますし、疲れも取れます」
起きた後もダラダラしない。朝からゴルフの練習に行く。
「今はメッチャ寒いんですが、朝の練習をやると、体の調子がいいんですよ。以前は夜に行っていたんですが、これだと体がしんどく、良くないと思ったんです」
ゴルフはしばらく止めていたが、昨年15年ぶりに再開した。スコアのほうは「一度伸びたんですが、その後、落ちまして(笑)。踊り場にいる状態です」。しかし、だから面白いそうだ。
「どんな物事もずっと右肩上がりにはなりません。『何が悪いんかな』って、ぼんやりと考えながら練習をしていると、頭がクリアになってくるんです」
どこまでも体のケアが頭から離れない。無論、仕事のためである。
物事は自分の思い通りにはならんもの
番組中に感情的にならない理由はケア術以外にもある。生来の考え方だ。「ゴゴスマ」の場合、コメンテーターと論戦になったり、相手の意見を否定したりするようなことはない。
「それぞれの意見がありますからね。それと、すべてのことにおいて『ありがとう、ありがとう』と思うようにしているんです。そうすると、腹は立ちませんよ。つまり、こういうことです。車に乗っていて、前の信号が青だった時は『どうせ赤になるやろ』と思う。すると赤になっても『やっぱり』で済みます。青のままだったら『やった! ありがとう』と喜べる。
物事は自分の思い通りにはならんものだと思っています。そもそもテレビを観て下さっている方々とコメンテーターあっての番組ですから、僕からの発信でどうこうしようとは考えていません」
石井アナはカメラに写っていないところでも穏やかなことで知られる。例えばスタッフの手順に狂いが生じたとしても嫌な顔一つしない。
「(手順が狂ったとしたら)ここでうまいことやると、僕が得するかな、といった気分でやりますよ(笑)」
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