中国で未完成のまま放置されているマンションは2000万戸…不動産危機→金融危機は起きるか
習氏の訪米は「摩擦回避」が最優先課題
中国の習近平国家主席は11月15日、ジョー・バイデン米大統領と米カリフォルニア州で1年ぶりに会談した。軍同士のハイレベル対話を再開することや、米国で社会問題となっている合成麻薬フェンタニルの製造・輸出を取り締まることなどで合意した。
中国側が米国側の懸念に応ずる姿勢を示した背景には、ゼロコロナ政策解除後の中国経済の不調があることは言うまでもない。
中国は米国との貿易摩擦など西側諸国との関係悪化が外国資本を遠ざけている。習氏にとって今回の訪米は「摩擦回避」が最優先課題だった。...