大暴れファンド「オアシス」代表は元モサド? 大物弁護士は「間違いないと思う」

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 イスラエル軍によるイスラム原理主義組織「ハマス」への反攻が激しさを増している。注目されているのはモサド(イスラエル諜報特務庁)の動きだ。

「モサドはシンベト、アマンと並ぶイスラエルの諜報機関で主に対外諜報活動や特殊工作を任務としています。代表的な事件ではナチスでホロコーストを主導したアドルフ・アイヒマンを拉致したり、イランの核開発を解明するなど、イスラエルの存立を支えてきた。一方で、今回はハマスのテロを事前に察知できず、批判を受けてもいます」(外信部記者)

 首相官邸のホームページによるとメンバーの数は1500人~2千人とされているが、現役はもちろんOBであってもモサド所属であることが明るみに出ることはまずない。ところが、

「彼がモサドの元諜報員であることは間違いないと思います」

 とは大物弁護士の河合弘之氏だ。

「尾行などスパイ組織のようなことをする」

 河合氏が名指しするのはセス・フィッシャー氏。香港に本拠地を置く投資ファンド、オアシス・マネジメントの最高投資責任者である。オアシスは今年3月、フジテック創業家出身の内山高一氏を解任に追い込んで話題になったが、内山氏の“公私混同”を示す写真を公開したことで注目された。河合氏は、内山氏の代理人である。

「財務諸表を読み込んでくる従来の投資ファンドとは違って、オアシスは尾行などスパイ組織のようなことを平気でやる。しかもセス氏はイスラエル時代の細かい経歴は明らかにしていない。それだけではありません。私は外国報道機関の人間から、セス氏がイスラエルの諜報機関員と一緒に写っている写真を見せてもらったことがあります」(同)

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